NODA・MAP 第13回公演『キル』。会場はシアターコクーン。
野田さんの芝居は、正直あまり好きではないので、
自分でチケットを取ることはないのですが、たまに誘われて見に行きます。
テレビで野田さんの芝居が始まるというニュースは聞いていて、
妻夫木聡さんと広末涼子さんが出演されているというのは何となく知っていましたが、
ほとんど情報がないような状態での観劇。
会場に入って、リーフレットを見て、初めて本日のキャストを知りました。
妻夫木さんと広末さんの他にも勝村政信さんや高田聖子さんが出ているらしい。
高田さんといえば、先日見に行った『ペテン師と詐欺師』の初演に『ジョリーン・オークス』を演じられていた。
あの突き抜けたジョリーンも好きだったなぁ・・・などと思いつつ、開演の時間を迎える。
観ていて、最初の印象は『古い』。
感覚としては10年前、下手をすれば20年ぐらい昔の話のような感じが・・・
再演(1994年が初演)の演目と聞いて納得しましたが、新鮮さというものは全く感じられませんでした。
科白回しも全体的にシェイクスピアの翻訳劇のような感じ。
『シェイクスピアの科白ってあぁいう言い方をすると言いやすいんだよなぁ・・・』と高校時代を思い出しつつ。
舞台装置や色遣いの鮮やかさは『スゴイなぁ・・・(@@)』と思う部分がたくさん。
予算がないとできない物ばかりだけど、紗幕の使い方や椅子の使い方などは鮮やかだった。
役者さんはみんな魅力的だし、そういう面では何の不満もないんだけど・・・
でも、やっぱりストーリーが(僕にとっては)微妙’^^;
どうもロンドンに行って帰ってきた人って、芝居の中に妙にオリエンタルな感じを取り入れて強調したり、
拳銃とかマシンガンとか、とかく銃声を多用したりするようになると思いません?
あれがどうも苦手なんです(@@)
銃声を使わないで、それと同じような演出効果を得ることはできないのかなぁ・・・とか思ってみたり。
もちろん、スゴク良くできている芝居だから、良いと思うんだけど、
やっぱり、苦手だなぁ・・・と再確認してしまいました。 |