絶妙のタイミングで終わった第1幕から僅か15分で再開されるというのに待ち遠しかった第2幕。
第1幕の最後から引き続く第2幕はローレンスvsフレディーの騙しあいがより加速。
それと共にクリスティーヌの揺れ動く様子や背景にあるものが少しずつが描写されながら、
物語はクライマックスへと進んでいきます。
コメディーでありながら、笑いだけではなく、しっとりとした空気が時折、流れ込んでくるし、
音楽も緩急入り交じっていて飽きさせない工夫が随所に観られます。
面白い(@@)
物語が進んでいくと、フレディーの勝利に向かっていき、ローレンスの敗北が濃厚となっていきます。
『あぁ、こういう物語なんだぁ・・・』と思い、ローレンスに妙に同情的になっていたりしたわけですが、
クリスティーンが駆け込んできた瞬間、分かりました(^^;
(O_o)WAO!!!
良くできたストーリーです。
ここに至るまで気づきませんでした(オイラが鈍いだけかもしれませんが・・・)、
これぐらい上手に展開されると、お見事としか言いようがありません。
この後、起こるドンデン返しが分かってしまっても尚、
どういう感じで進んでいくのかが楽しみでしょうか無いぐらい、面白く惹かれます。
そして、期待通りにその瞬間が訪れると笑わずにはいられない。
展開の巧みさが炸裂すると、こういう舞台に仕上がるのだなぁ・・・とつくづく思いました。
そして、ラストシーン。
2人がデュエットで締めくくる『ペテン師と詐欺師』はジャズ調の歌うのが難しそうな歌。
しかし、『なんか楽しそうだなぁ・・・』という雰囲気があふれ出してきて、幸せな気分になりました。
そして、ホントのラストシーンの展開も心憎く、面白すぎる。
クリスティーンが2人を翻弄しつつも、その振りを受けて立つローレンスとフレディの掛け合いも軽妙。
幕が下りたとき、久々の満足感に包まれ、とても幸せな気分となりました。
個人的に悲劇的な結末のものよりも、痛快な感じの方が好きなんですよね。
久々に『コメディー!!!』という感じのミュージカルに出会いました。
やっぱり、これぐらい割り切らないと面白いミュージカルにはならないのかなぁ・・・と思います。
1曲、2曲、鹿賀さんや市村さんが歌い上げるようなナンバーがあっても良さそうな気がするけど、
それがあるとコメディーとしての作品の軽妙さが出ないのかもしれません。
先日観た『Dance of Vampire』は聞かせどころが多かったけど、
その分、やっぱり作品が重くなってしまって、コメディーの軽妙さはイマイチだった気がするし。
(それはそれで好きなんだけど・・・)
この作品はコメディーとして成立させようという気概に溢れた作品だなぁ・・・とつくづく感じました。
これから何回か見に来ますが、毎回何かに気づけそうで、今から楽しみです(^o^)v
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