楽しい時間(その2) ---演劇/2006年1月24日---


さて、先週に引き続き今週もGS高校の校内発表会を訪問することに・・・
今回は少し早く到着できたので、4本目の初めから、しっかりと見ることができました。

4本目はホテルを舞台にした物語。
最初はどんな展開になるのかサッパリ分からなかったけれど、中盤から急展開で話がまとまり、
良くある話かと思いきや結構、予想外の結末を迎えました。

5本目は学園で巻き起こる事件を題材にした物語。
この作品は役者のキャラクターと勢いが持っていった感じが強かったのですが、
主人公の男の子役を中心にバランスの良い芝居に仕上がっていました。

ここまでで5本の芝居を観たわけですが、
どの作品も生徒が書き、演出し、出演しているのにクオリティーが非常に高い。
度々、失礼かもしれませんが、演劇部の合同公演でもこれだけの作品が集まることはそうありません。


もちろん、その道を目指しているという目的意識の差があるのだろうけれど、
全部で6本の作品を40人ほどの生徒で作り上げていることに驚くばかり。

そして、6本目。これが大変、最後にこんな作品が待っているとは・・・

今回の6本の中で最も脚本として優れていた(個人的に好き)だったのは、この作品でした。
そして、演出的に最も優れていた(個人的に好き)だったのも、この作品でした。

内容的には現代の社会問題の一幕を物語にした、非常にシリアスな内容。
重いテーマでありながら、上手い構成で見せきる心の強い台本のように感じました。
この作者はきっと繊細な完成を持った人なのでしょう。

一方、この作品を演出したのが例の3人組の1人で、先週の3本目を書いた生徒。
『どんだけ才能を持ってんだよ(^^;』
という感じですね。

というのも、初めてです。高校生の演劇を見て演出でゾクッとしたのは・・・
もちろん、高校演劇では顧問が演出しているところも、生徒が演出しているところもありますが、
あんまり一瞬の演出で鳥肌が立つようなことは無いんです(僕が見てきた範囲では・・・ですが・・・)。

物語の終盤ですが、役者の芝居と音楽と照明がパチンとかみ合って転換をした瞬間があったんです。
それはもう鮮やかな演出でした。あれ以上ない見事な演出。かなり感動。

それを演じぬけた役者人のレベルも高く(3人組の最後の1人も出演していたし)、
作品としてもクオリティーが非常に高かったのが最後の作品でした。

こうして2週に渡って6本の上演が終了して、授業が終わる。
授業とはいえ、この発表を見に押しかけたのがオイラだけというのは大きな損失なような気がします。
生徒の公欠さえ取れれば、絶対に連れてきて見せるべきだった芝居6本だった、とつくづく・・・


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