| HERO(2)検察の人々 連載第2回目。 ちなみにドラマのサブ・タイトルは『帰れないふたり』でした。 さて、今回は検察の組織について。 前回は検察庁の大まかな組織について書きましたが、 今回は検察庁の中の人々について。 まずは検察庁法をすこし紐解いてみましょう。 第1条 検察庁は、検察官の行う事務を統括するところとする。 そのまんまという印象が強いのですが、 ここで大事なのは『検察官』という言葉です。 『検察官』については第3条に定義されています。 第3条 検察官は、検事総長、次長検事、検事長、検事及び副検事とする。 当たり前のことかもしれませんが、 検察庁の職員が全員、検察官であるわけではありません。 鍋島さん、牛丸さん、芝山さん、中村さん、江上さん、久利生さんとかは 全員、検察官であるということになります。 一方、雨宮さん、末次さん、遠藤さんは検察官ではありません。 では、雨宮さんたちは何なのか? それは第27条に登場します。 第27条 検察庁に検察事務官を置く。 単刀直入な条文ですが雨宮さんたちは『検察事務官』なのです。 ドラマの中でも『事務官』という言葉は登場しているので、 知っている人も多いと思いますが、彼女たちのお仕事は、 第27条第3項 検察事務官は、上官の命を受けて検察庁の事務を掌り、 又、検察官を補佐し、又はその指揮を受けて捜査を行う。 ということで、『検察官>事務官』という構図が出来上がるわけです。 この辺はドラマでもハッキリと浮かび上がっていますよね。 ホントは事務官にも細かい分類があるのですが、 それは他の回に細かく書きましょう。 あと、この他に検察庁には『検察技官』という職があります。 第28条 検察庁に検察技官を置く。 検察官と事務官、技官などで構成されているのが、 検察庁ということになります。 以上、検察の人々についてざっと書いてみました。 次回は検察の種類について。 (2001年1月15日) ▼▼ Return ▼▼
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