松本幸四郎(前編)
---テレビ---




今年に入ってから何度も登場しているフジテレビの深夜番組
『平成 日本のよふけ』。
毎回毎回、すばらしいゲストの連続なので、
毎回毎回書きたくなるのだけれど、これでも抑えてるのです。

しかし、やっぱり書きたくなってしまう。
今日のゲストは9代目松本幸四郎さん。


僕の中での松本幸四郎さんのイメージといえば、
1996年に放送されたフジテレビ系ドラマ『王様のレストラン』での、
伝説のギャルソン役が印象に残っています。
三谷幸喜さんの本で、山口智子さんや西村雅彦さんが出演していて、
とっても面白いドラマでした。
それ以前はあまり知らなかったんですけれど。。。

歌舞伎役者としては弁慶を演じること現役最多、
ミュージカル俳優としては日本人としてはじめてブロードウェイで主役。
まさに日本の演劇界をリードする役者さん。


その松本幸四郎さんをゲストに迎えた『日本のよふけ』。

幸四郎さんの話でズーンと響いたのが、
『プロの役者は何でもやる必要はないけれど、
何でも出来なきゃいけないと思う』


ホントに何でもやってきた幸四郎さんの言葉だけに重く響く。

伝統文化の中から生まれてきた俳優さんだけれど、
若い頃にはフォークソングを歌ってヒット、
日本人として初めて英語でブロードウェイで主役を演じたり、
枠にとらわれない活躍をしてきた人。

プロの役者さんはそういう風であるべきだとつくづく思った。


僕のお師匠様であるN先生も、
『自分で自分の可能性の限界を決めてはいけない』
『歌でも踊りでも落語でも何でも興味を持ったら挑戦してみなさい』

と言われる。

役者として、何処で何が役立つかなんて誰にも判らず、
何かに取り組んでマイナスになることなんて滅多に無い。
だから、色々と挑戦してみなさいよというのがN先生の言葉。

そう考えると、
幸四郎さんの言葉はN先生の言葉より1段階レベルが高い。

N先生は、
『色々と挑戦しておくと、いつか役に立つよ』
幸四郎さんの言葉は、
『別に色々挑戦しなくても良いけど、言われたら出来るよね』
である。

う〜〜ん、頑張らないと(^^;


(2000年8月28日)


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