検察の判断
---事件---




今日は朝起きてから日曜朝のニュース番組見ていた。

その中で、朝から気になったのはこの話題。
野村沙知代氏の経歴詐称疑惑が不起訴となった話題である。

色々な騒動があるのは知っているが、別段興味はない。


ただ、経歴詐称疑惑は別である。
今は無き新進党の衆議院選挙の公認候補、もう少しで公人になるところだった。
簡単にウソで済まされることではない。

今週、時効となって、その直前に不起訴が決まった。
この問題については一度、検察が不起訴を決め、
それについて検察審査会が再捜査を示唆し、
その上での不起訴である。

朝、 『ザ・サンデー+30』を見ていると、
今年の春頃からワイドショーを賑わせている浅香光代氏の会見の模様が映っていた。
どうも不起訴になったことが許せないらしい。

個人的にはどっちを応援しているというのは全くない。
以下の文章は全く客観的に考えての感想である。

今回の問題に置いて検察は不条理な決定を下しただろうか?

僕はこの雰囲気の中、よくぞ不起訴にしたと感心した。
なにせ昔のことであるから資料が残っていない、調べようがないとのこと。
だから、不起訴。
ものすごくわかりやすい結論である。

たとえ起訴したとしても、証拠がなければ公判は維持できない。
公判が維持できないのが明らかなのに起訴できるのか?
そちらの方が問題だろう。
起訴が終着点ではないのである。

今回の決定の何が不満か?

今回の調査では白か黒か判断が付かなかった、つまり灰色。
『疑わしいじゃないか!!!』 という話なのだろう。

浅香氏も会見で、
白ではなく灰色であることを強調していた。
確かに灰色であることは否定しない。

しかしだ。
灰色は黒ではない。
つまり、調べることが出来ない以上、灰色は白なのだ。
公的な権力は決して推定を悪い方向に働かせてはいけない。
灰色の疑いで逮捕できるはずもない、してはならない。

また、『10万人以上の署名が・・・』云々、
これもおかしな話である(^^;

じゃあ何か?
この国は黒でなくても署名が集まれば起訴されるのかい?
署名が集まれば灰色のものを黒に出来るのかい?

と、思ってしまった。

たとえ、10万人、100万人、1000万人、1億人が署名しても、
どんなに世論が盛り上がっても、
灰色は黒にしてはいけない。
灰色を黒にしないのが国の権力の正しい使い方でしょ?

違うのかな?


(1999年10月24日)


▼▼ Return ▼▼


This Web Site is "the Tomomi's thinking style".
Copyright © 1999-2008 INABA Tomomi All Rights Reserved.