石橋湛山(いしばし・たんざん)
  1984年 9月25日〜1973年 4月25日(88歳)

 1884年9月25日、京都府生まれ。早稲田大学卒業後の1911年、東洋経済新報社に入社。『東洋経済新報』に連載された社説『大日本主義の幻想』(1922年7月30日から3回連載)に代表される『小日本主義』や、世界大恐慌下における『金本位制廃止』などを言論界で幅広く活躍。
 戦後は自由党に入党。第1次吉田茂内閣で蔵相・安本長官・物価庁長官などに就任。しかし、1946年4月の衆議院選挙後に鳩山一郎らと共に公職を追放される。1951年8月の公職追放解除後は鳩山派として行動。
1953年3月に自由党(吉田自由党)を離党。自由党(鳩山自由党、または分派自由党などと呼ばれる)を結成に参加、政調会長などを担当。その後、一時は自由党に復党するも再び離党。1954年4月、芦田均・岸信介らと共に新党結成促進協議会を結成。同年11月に日本民主党の結成に参加。同年12月に発足した第1次鳩山一郎内閣に通産相として入閣。第3次鳩山内閣総辞職まで通産相を務める。1956年12月、鳩山総裁の引退に伴う総裁公選に岸(幹事長/当時)石井光次郎(総務会長/当時)と共に立候補。第1回投票では岸が1位となったが、決選投票では石井陣営との2位3位連合(決選投票では第1回投票で上位になった者に票を集めるという約束)によって、総裁に選出される。同月、国会で指名を受け内閣総理大臣に就任。しかし、1957年1月、病気に倒れ、1957年2月に総辞職。その後病気も回復し議員生活を続けるが、1963年11月の総選挙で落選。

 総裁在職:1956年12月14日〜1957年 3月21日(  98日・衆院選0回・参院選0回・1選)
 総理在職:1956年12月23日〜1957年 2月25日(  65日・衆院選0回・参院選0回・1次)

閣僚経験
 
第1次
  大蔵大臣 1946年 5月 3日・鳩山公職追放
1946年 5月22日・就任
1947年 1月31日・内閣改造

就任=自由党・改進党連立政権
第1次
改造
大蔵大臣
 経済安定本部総務長官
 物価庁長官
1947年 1月31日・内閣改造
1947年 4月20日・第1回参院選
1947年 4月25日・第23回総選挙
1947年 5月 3日・新憲法施行
1947年 5月24日・交代

衆院選挙=新憲法施行に備える衆院選
第1次内閣改造。しかし、記録によっては改造内閣として扱わないこともある。
第1次
  通商産業大臣

1954年12月10日・就任
1955年 2月27日・第27回総選挙
1955年 3月19日・交代

就任=
総選挙の早期実施を条件に左右両社会党の支持を得て、首班指名を受ける。

第2次
  通商産業大臣 1955年 3月19日・就任
1955年11月15日・自由民主党結成
1955年11月23日・交代
第3次
  通商産業大臣

1955年11月23日・就任
1955年10月19日・日ソ共同宣言
1955年12月18日・日本国連加盟
1956年12月23日・交代

    内閣総理大臣





         郵政大臣
     北海道開発庁長官
        防衛庁長官

1956年12月23日・就任
1957年 1月31日・岸信介臨代
1957年 2月25日・交代


岸信介臨代=石橋首相が病気療養の為。


組閣時に兼任。後に平井太郎が着任。
組閣時に事務取扱。後に川村松助が着任。
組閣時から事務取扱。岸外相の首相臨時代理就任に伴い、岸外相が兼任。



党三役経験
  鳩山 一郎(鳩山自由党)
(1953年 3月〜1953年12月)
政調会長

自由党。自由党(吉田茂総裁)に対して鳩山自由党、分派自由党などと呼ばれる。
1953年3月14日・結成。

吉田自由党を離党し、鳩山(分派)自由党を結党。石橋は政調会長などを担当。

石橋 湛山
(1956年12月〜1957年 3月)
総裁

1956年12月14日の臨時党大会での総裁公選(石橋湛山を含め3名が立候補)で総裁に選出される。



総裁公選
 
公選
石橋 湛山
第1回投票




決選投票
岸  信介(223)
石橋 湛山(151)
石井光次郎(137)


石橋 湛山(258)
岸  信介(251)

   無効(  1)
   棄権(  1)

1956年12月14日。
第3回臨時党大会。

鳩山一郎総裁の後継総裁公選に岸信介(幹事長)・石橋湛山(通産相)・石井光次郎(総務会長)が立候補。
第1回投票では岸が過半数に足りないものの第1位、石橋が第2位となる。上位2名による決選投票では石橋・石井陣営がいわゆる2、3位連合(決選投票の場合、第1回投票で上位になった者に票を集める)を実現し、石橋が岸を逆転。石橋湛山が総裁に就任した。

 

This episode in "the historical novels of 100years after".
Copyright © 1999-2007 Tomomi Inaba. All Rights Reserved.