鳩山一郎(はとやま・いちろう)
  1883年 1月 1日〜1959年 3月 7日(76歳)

 1883年1月1日、東京都生まれ。父・和夫は東京帝国大学教授、衆議院議長。1907年、東京帝国大学を卒業。その後、弁護士、市会議員などを経て、1915年の衆議院議員選挙で初当選。田中義一内閣内閣書記官長、犬養毅・齋藤實内閣で文相などを歴任。戦争の激化と共に軍部の台頭に抵抗し、1942年4月のいわゆる「翼賛選挙」にも非推薦を通した。
 終戦後の1945年11月、日本自由党を結成、総裁に就任。1946年4月の衆議院総選挙で日本自由党が第一党となるが組閣を目前に公職を追放される。1951年6月、公職追放解除の直前に脳出血で倒れる。同年8月の公職追放解除後は自由党に復帰するも反吉田色を強め、1953年3月に離党。自由党(鳩山自由党、または分派自由党などと呼ばれる)を結成。その後、一時は自由党に復党するも再び離党。1954年11月に日本民主党の結成に参加、総裁に就任。同年12月、民主党は左右両社会党と共同で内閣不信任決議案を提出、これにより第5次吉田茂内閣は総辞職。その後の首班指名選挙でも左右両社会党の協力を得て、第1次鳩山一郎内閣を発足。1955年2月の衆議院議員総選挙ではいわゆる『鳩山ブーム』に推され民主党が院内第1党に躍進。1955年11月、民主党と自由党が合同して自由民主党を結成、総裁代行委員となる。1956年4月の党大会で自由民主党の初代総裁に就任。同年10月、ソビエト連邦を訪問し共同宣言に調印、日ソ国交回復。同年12月18日、国際連合総会が満場一致で日本の加盟を認める。12月20日、総辞職。

 代行委員:1555年11月15日〜1956年 4月 5日( 143日・衆院選0回・参院選0回)
 総裁在職:1956年 4月 5日〜1956年12月14日( 254日・衆院選0回・参院選1回・1選)
 総理在職:1954年12月10日〜1956年12月23日( 745日・衆院選1回・参院選1回・3回)

閣僚経験
   
犬養  毅
  文部大臣 1931年12月13日・就任
1932年 5月15日・5.15事件
1332年 5月16日・死亡
1932年 5月16日・高橋是清臨兼
1932年 5月26日・交代
 
齋藤  實
  文部大臣 1932年 5月26日・就任
1934年 7月 8日・交代

1934年3月3日、途中辞任。
第1次
  内閣総理大臣

1954年12月10日・就任
1955年 2月27日・衆院選挙
1955年 3月19日・交代

就任=
総選挙の早期実施を条件に左右両社会党の支持を得て、首班指名を受ける。

第2次
  内閣総理大臣 1955年 3月19日・就任
1955年11月15日・自由民主党結成
1955年11月23日・交代
第3次
  内閣総理大臣

1955年11月23日・就任
1956年10月19日・日ソ共同宣言
1956年12月18日・日本国連加盟
1956年12月23日・交代



党三役経験
  鳩山 一郎(日本自由党)
(1945年11月〜1946年 5月)
総裁

1945年11月9日・結成。

旧立憲政友会鳩山系の鳩山一郎・芦田均らと旧立憲民政党系の三木武吉ら日本自由党を結成、総裁に就任。1946年4月の総選挙で第1党。5月、公職追放され、総裁を吉田茂に譲る。

鳩山 一郎(鳩山自由党)
(1953年 3月〜1953年12月)
総裁

自由党。自由党(吉田茂総裁)に対して鳩山自由党、分派自由党などと呼ばれる。
1953年3月14日・結成。

吉田自由党を離党し、鳩山(分派)自由党を結党、総裁に就任。同年11月末から12月にかけて復党。三木武吉ら8名は復党せず日本自由党として活動。

鳩山 一郎(日本民主党)
(1954年11月〜1955年11月)
総裁

1954年11月24日・結成。

自由党を再度離党し、改進党・日本自由党と日本民主党を結党、総裁に就任。1955年11月15日、自由党との合同。

総裁代行委員
(1955年11月〜1956年 4月)
総裁代行委員

1955年11月15日、自由民主党結成時に就任。他に緒方竹虎・大野伴睦・三木武吉らが総裁代行委員。1956年4月5日、党大会で鳩山一郎が総裁に選出され、代行委員制は廃止。

鳩山 一郎
(1956年 4月〜1956年12月)
総裁

1956年4月5日、臨時党大会で総裁に選出される。同年10月19日の日ソ国交回復。同年12月18日、日本が国際連合に加盟。20日、総辞職。



総裁公選
 
公選
鳩山 一郎
  鳩山 一郎(394)
岸  信介(  4)

その他9名( 13)

   無効( 76)

1956年4月5日。
第2回臨時党大会。

自由民主党結党後初の総裁公選。鳩山一郎の最大のライバルと目されていた緒方竹虎が1956年1月28日に死去したため、対抗馬なく鳩山一郎が選出される。

 

This episode in "the historical novels of 100years after".
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